⦁ 本大会におけるルールについて
⦁ 本大会では各コートに用意したモルック棒を使用してください(マイ棒は使用できません)。
⦁ チーム内の投げ順及び出場メンバーは、ゲーム毎に変更可能です。
ただし、出場メンバーを変更できるのは3人又は4人でエントリーのチームのみです。登録しているメンバーのうち、2人又は3人又は4人でゲームに出場することが可能です(必ずしも全員でゲームに参加しなくてもよい)。
⦁ ゲーム中やむをえない事由により参加プレイヤーがゲームを離脱しなければならない場合、対戦チームの合意があればゲームから抜けることができます(1人でのプレイは不可。ゲームを離脱する場合は棄権とみなし、そのゲームの得点は失います)。
⦁ 「投擲」の定義については 本大会においては、上投げによる投擲は禁止とする。
投擲とは、プレイヤーが投擲エリア内に立った後、モルック が手を離れ、地面に着地し止まるまでを指す。どの位置に着地しても投擲とみなす。
⦁ 試合コートについては、本大会においては、幅6m、長さ12mとする。
⦁ 時間超過 本大会においては、投擲者は60秒以内に投擲を終えなければならない。
投擲開始時間とは、モルック棒が戻ってきたときから開始 される。これは、投擲位置に置かれる・投擲者を含むチー ムに手渡される、いずれの場合も指す。モルック棒を地面に置く・別の者に手渡すことは投擲時間を一時停止するも のではない。プレイヤーらは自ら対戦相手の投擲時間を測っても構わない。可能であれば、主審判や大会運営者の援助を借りてもよい。プレイヤーが投擲時間を越えた場合、時間の警告が行われる。そのプレイヤーが、同じ試合内で再度投擲時間を越えた場合、 投擲資格は失効となる。つまり、そのプレイヤーはそのターンの投擲はできなくなり、投擲ミス(0点)と記録される。
⦁ 37点ルール
37点以上のチームが、以下の違反(モルッカーリの踏み越え、プレーヤーによる投擲順の誤り、チームによる投擲順の誤り)をした場合、投擲ミスかつ50点オーバーと見なされ、25点に戻る。
⦁ モルッカーリの踏み越え
投擲するプレイヤーが投擲エリアに入場してから退場するまでの間に起こる、 以下の事例は、「モルッカーリの踏み越え」と判断される。 ・ モルッカーリを動かす又は触る(車椅子等に乗ったプレイヤーがモルッカーリを直線にして投擲した後に 角度を戻す場合など、特別な場合は例外とする)。 ※審判がいない場合、角度の修正は事前に告知しなければならない。 ※審判がいる場合、モルッカーリの角度修正は審判のみが可能である。 ・モルッカーリの先の地面又はサイドラインを、体のいずれかの部分又は靴で触る。 ・このルール違反を免れるために、投擲するプレイヤーには投擲後にそのまま一歩後ろに下がることが推奨される。 プレイヤーは後ろを向いて投擲エリアを退場してもよい。
⦁ モルッカーリの踏み越えは、投擲ミス(0点)と判断される。
⦁ チーム内での投擲順の誤り
プレイヤーが自らの順番でないときに投げてしまった場合、投擲ミス(0点)とみなされる。
その後の投擲順は、正しいプレイヤーが投擲したかのように継続される。(プレイヤーが2回続けて投げることもある)
⦁ チームによる投擲順の誤り
チームが自分たちの順番でないときに投げてしまった場合、得られた点数は無効とされ、ペナルティとして、そのチームの次の投擲は見送られ、投擲ミス(0点)とみなされる。
投擲順は誰も投げなかったものとして再開される(本来投げるべきだったチームから再開)
⦁ 試合終了後は、各チームの代表者全員で集計スコアを確認し、最高得点のチームがスコアシートを大会本部に持ってくる。
■ 審判員
⦁ 本大会においては、決勝戦において主審判及び副審判を配置する。
⦁ 決勝戦以外の試合においては、審判なし(セルフジャッジ)で試合が行われる。
⦁ それぞれのチームは、ルール遵守の責任を負わなければならない。
⦁ 納得が得られない場合、大会本部スタッフが呼ばれる。
⦁ それ以外については、「JMAモルックの基本ルール」に準拠します。
(注)当日の天候やスケジュールに応じて、時間制限の短縮等をする可能性があります。その場合は、当該チームへその旨を連絡します。
(注)コートにあるモルックは練習には使用しないでください。
スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
8:00 ~ 8:50 | 入場・受付 |
9:00 ~ 9:10 | 開会式 |
9:20 ~ 10:00 | 予選リーグ 第1試合 |
10:10 ~ 10:50 | 予選リーグ 第2試合 |
11:00 ~ 11:40 | 予選リーグ 第3試合 |
12:10 ~ 13:10 | 準々決勝 1stトーナメント / 2ndトーナメント |
13:20 ~ 14:20 | 準決勝 |
14:30 ~ | 決勝 |
15:30 ~ 15:45 | 閉会式 |
※試合開始の5分前にコートに行き、投擲順を決め、出場メンバーの確認を行う。
※試合の進行状況により、スケジュールが前後することがある。
予選リーグ(54チーム→1stトーナメント27チーム・2ndトーナメント27チーム) 9:20~11:40 セルフジャッジ制
【試合形式】
⦁ 54チームを9チームごとの6のグループに分けて、グループ内で予選リーグを行う。
⦁ 各チーム、3試合を行う。(各試合、2~3チームで試合を行い、1試合につき2セット行う。)
1試合の制限時間は40分です
⦁ 投擲順は以下のとおりとする。チーム代表者によるじゃんけんで勝ったチームから順に、A,B,Cのいずれかを選ぶ。
1セット目:A → B → C または A → B
2セット目:C → B → A または B → A
⦁ 1セット、12ターン制です。いずれかのチームが50点になった時点でセット終了ですが、12ターン目になっても勝負がつかない場合、各チームが12ターン目を投げ終えた時点で、セット終了です。
⦁ つまり、12ターン内、又は制限時間内に上がれなかった場合は、その時点の得点で終了となります。
⦁ 試合ごとに終了時間の2分前(試合開始時から38分経過時)にホイッスルを鳴らす。2セット終わっていない場合は、ホイッスルが鳴った時のターンで最後のチームが投げ終わった時点または、いずれかのチームが50点を獲得した時点で試合を終了とする。なお、1セット目が終了しなかった場合は、2セット目は全チーム0得点とする。
例:A→B、ホイッスル C 終了
⦁ 1つのグループで3コートを使用し、以下の順序、組合せで試合行う。
予選リーグ対戦表
Aグループ
時間 | コート1 | コート7 | コート13 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
Bグループ
時間 | コート2 | コート8 | コート14 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
Cグループ
時間 | コート3 | コート9 | コート15 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
Dグループ
時間 | コート4 | コート10 | コート16 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
Eグループ
時間 | コート5 | コート11 | コート17 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
Fグループ
時間 | コート6 | コート12 | コート18 |
---|---|---|---|
9:20~10:00 | ①・②・③ | ④・⑤・⑥ | ⑦・⑧・⑨ |
10:10~10:50 | ③・⑤・⑦ | ①・⑥・⑧ | ②・④・⑨ |
11:00~11:40 | ②・⑥・⑦ | ①・⑤・⑨ | ③・④・⑧ |
【順位決定方法】
⦁ 各グループ内の順位を、3試合6セットの合計得点によって決定する。最大300点で、上位トーナメント(各グループの合計得点の多い1位~4位チームと各グループ5位の中で合計得点の高い3チーム) 下位トーナメント(各グループの6位~9位と各グループ5位の中で合計得点の低い3チーム)の順々決勝に進む。
⦁ 6セットの合計得点が同じ場合は、50点で上がったセット数によって順位を決定する。50点で上がったセット数が多いチームが上位となる。
⦁ 50点であがったセット数も同じ場合は、当該チーム間で各チーム4投によるモルックアウトにより順位を決定する。4投の合計得点が多いチームを上位とする。
チームの選手数に関わらず1チーム4投の投擲とする。モルックアウトのチーム順はじゃんけんで選択(a→b→b→a→a→b→b→a)し、4投で同点時は以降決着がつくまで1投ずつ延長する。
このモルックアウトは、準々決勝戦進出に関係する順位を決めるときのみ行う。
準々決勝戦(1st 、2nd 27チーム→9チーム) 12:10~13:10 セルフジャッジ制
【試合方式】
⦁ 各試合、3チーム又は2チームで試合を行い1試合につき最大3セット行う。
50点を2セット先に獲得したチームが準決勝に進む。
⦁ 投擲順は以下のとおりとする。チーム代表者によるじゃんけんで勝ったチームから順に、A,B,Cのいずれかを選ぶ
第1セット:A → B → C
第2セット:C → A → B
第3セット:B → C → A
第1セット:A → B
第2セット:B → A
第3セットは、2ゲームの合計の高い順とする。
⦁ 試合ごとに終了時間の2分前(試合開始時から58分経過時)にホイッスルを鳴らす。試合が終わっていない場合は、ホイッスルが鳴った時のターンで最後のチームが投げ終わった時点または、いずれかのチームが50点を獲得した時点で試合を終了とする。 例:A→B、ホイッスル C終了
ターン制限はありません。
【順位決定方法】
⦁ 50点を2セット先に獲得したチームが準決勝に進む。
⦁ 50点を2セットとったチームがいない場合は、50点1セットをとったチーム同士で合計得点が高いチームが上位とする。
⦁ 合計得点及び50点で上がったセット数が同じ場合は、当該チーム間で各チーム4投ずつによるモルックアウトにより順位を決定する。4投の合計得点が多いチームを上位とし、チームの選手数に関わらず1チーム4投の投擲とする。モルックアウトのチーム順はじゃんけんで選択(a→b→b→a→a→b→b→a)し、4投で同点時は以降決着がつくまで1投ずつ延長する。
このモルックアウトは、準決勝戦進出に関係する順位を決めるときのみ行う。
⦁ 各試合の1位チーム、計9チームが準決勝戦へ進む。
準決勝戦(9チーム→3チーム) 13:20~14:20 セルフジャッジ制
【試合方式】
⦁ 各試合、3チーム又は2チームで試合を行い1試合につき最大3セット行う。
50点を2セット先に獲得したチームが準決勝に進む。
⦁ 投擲順は以下のとおりとする。チーム代表者によるじゃんけんで勝ったチームから順に、A,B,Cのいずれかを選ぶ
第1セット:A → B → C
第2セット:C → A → B
第3セット:B → C → A
第1セット:A → B
第2セット:B → A
第3セットは、2ゲームの合計の高い順とする。
試合ごとに終了時間の2分前(試合開始時から58分経過時)にホイッスルを鳴らす。試合が終わっていない場合は、ホイッスルが鳴った時のターンで最後のチームが投げ終わった時点または、いずれかのチームが50点を獲得した時点で試合を終了とする。 例:A→B、ホイッスル C終了
ターン制限はありません。
【順位決定方法】
⦁ 50点を2セット先に獲得したチームが決勝に進む。
⦁ 50点を2セットとったチームがいない場合は、50点1セットをとったチーム同士で合計得点が高いチームが上位とする。
⦁ 合計得点及び50点で上がったセット数が同じ場合は、当該チーム間で各チーム4投ずつによるモルックアウトにより順位を決定する。4投の合計得点が多いチームを上位とし、チームの選手数に関わらず1チーム4投の投擲とする。モルックアウトのチーム順はじゃんけんで選択 (a→b→b→a→a→b→b→a)し、4投で同点時は以降決着がつくまで1投ずつ延長する。
このモルックアウトは、準決勝戦進出に関係する順位を決めるときのみ行う。
⦁ 各試合の1位チーム、計3チームが決勝戦へ進む。
決勝戦 14:30~ 審判制
【試合方式】
⦁ 3チームで試合を行い1試合につき最大4セット行う。
決勝戦は時間制限と、ターン制限はありません。
⦁ 投擲順は以下のとおりとする。チーム代表者によるじゃんけんで勝ったチームから順に、A,B,Cのいずれかを選ぶ
第1セット:A → B → C
第2セット:C → A → B
第3セット:B → C → A
第4セットの投げ順は、3ゲームの合計の高い順とする。
【順位決定方法】
50点を2セット先に獲得したチームが優勝。
残った2チームのうち、獲得セット数→合計得点→モルックアウトの順で順位決定する。
3試合の累計などで勝敗を決める際に、同点になった場合に行われます。
⦁ 図のように、手前から[6]、[4]、[12]、[10]、[8]の順にスキットルを並べる。
その際モルック(投げ棒)の長さの間隔にする。
⦁ それぞれのチームメンバーが1回ずつモルックを投げる。
投げられる度にスキットルは元の位置に戻す。
⦁ 点数は通常のモルックと同じように計算します。
(1本倒れたらスキットルの数が点数、数本倒れたら倒れた本数が点数)
⦁ チームの総得点で勝敗を決めます。
⦁ チーム点数が同点になった場合は、1対1でサドンデス勝負をします。
⦁ 4人制の場合:初投Aチーム、続いてBチーム2投、Aチーム2投、Bチーム2投、最後の投擲Aチーム。
⦁ 2人チームの場合、3投目が1人目に戻ります。3人チームの場合、4投目は1人目に戻ります。4人チームの場合はそのまま4投目は4人目が投げます。